私はプロダクトローンチマネージャーに近い立場で仕事をしています。
そのため、自分の名前を全面に出して、自分を商品にするようなビジネススタイルではありません。
『何でも商品にして、売ります』『売るのが仕事です』というスタイルで仕事をしています。
私の場合、新商品を売る時、クライアントさんに商品について根掘り葉掘り訊きます。『それ、高くないですか？』等と、普通は訊きづらいような嫌な質問もし、ちょっと生意気な感じを演出したりします。さらには、その様子を動画で撮影して、プロモーションビデオとして流します。
何故そんなことをするのかというと、そもそもお客さんというのは、その商品の値段・効果等を他社の類似品と比べ、商品に対しての疑問が解消されないと、商品を購入しないからです。そのため、お客さんが抱くであろう疑問をこちらで代弁し、プロモーションに使用するのです。
プロダクトローンチマネージャーは、手を変え品を変え、何でも商品にして売っていかないといけません。
それにあたり、まず考えなけばならないことは、その商品をどのようにして売っていくかということです。
私がお勧めする売り方は、誰かとチームを組んで売っていく方法です。
『誰かとチームを組んで売る』というのはどういうことかと言うと、商品を持っている人とマーケティングの人が、チームを組んで売っていく、ということです。
もし、商品を持っている人がいるのであれば、必ずマーケティングの人を用意した方が良いと私は考えます。
というのも、商品開発からマーケティングまで全部一人でこなした場合、自分の商品に対し、『自分の商品だからこうしなければいけない』『ここまで完璧にしないといけない』『独りよがりになっていないか』などと考えて、必ずどこかでブレーキがかかります。
しかし、商品を持っている人とマーケティングの人が別個でいるのなら、お互いが商品について強気になれます。
商品に対してブレーキががかかることは、非常に勿体ないことだと思います。
そのため、チームを組んでコミットしながら商品を売っていく方法を私はお勧めします。