動画マーケティングの園田です。
今回は、
プロクオリティの音声を収録する方法をお伝えします。
以前、
初心者でも音声を綺麗に収録する方法【２】
を書きました。
マイクの大切さをお話しましたところ
読者の方から、
「５万円のマイクは高いんだけど。。。」（汗；）
という声をいただきました。
テレビ局では一台数十万するマイクを使っているので、
５万円のマイクというのは安いほうなのですが、
ちょっと使ってみようというのには、
敷居が高いかもしれません。
また、
「私の使っているカメラはマイクとセットになっている」
という声もいただきました。
通常のプロ機材では
カメラとマイクは別になっているのですが、
家庭用のカメラでは、
マイクがセットになっていることが多いです。
そんな場合でもプロクオリティで
音を収録することができる方法をお伝えします。
その方法は
■映像と音を別に収録する
ということです。
カメラはカメラで普通に録画し、
ICレコーダーを使うわけです。
そして、
編集の時に合わせます。
そうすることで、
カメラを選ばずに、
きれいに音声を録音することができます。
ここで気をつけたいのは、
普通に売っているICレコーダーは、
記録用として作られていて、
作品として使うには音が良いとは言えません。
また、メーカーによって、
独自の規格を使っていることも多く、
環境によってファイルを開けないことがあります。
そこで、おすすめしたいのは、
音楽用のハンディレコーダーです。
こちらは、
デスクトップミュージックが流行して、
近年になって、大幅に値が下がっている市場です。
格安で、ハイクオリティのものが、
あたらしくどんどん登場しています。
私自身も音声録音だけのときは使用していますが、
購入した３年前から、同じ以上のクオリティで、
価格が半額以下になりました。
嬉しいことです。
その中でもお勧めの機材は
ZOOM Handy Recorder H1です。
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このレコーダーは、ICレコーダーよりも
値段で格段に良い音で収録することができます。
また、違うマイクも取り付けられるので、
様々なシチュエーションに対応可能です。
ZOOMというメーカーは、
これまで30年近く音響機材を開発してきました。
ギターなど弾かれる方は、
エフェクターの会社として覚えがあるかもしれません。
その実績が詰め込まれた
音楽用のハンディレコーダーです。
おすすめのポイントは、
１：音楽用なので、ハイクオリティの音質で録音できる。
２：バッテリーが単三電池１本で１０時間使える。
３：MP3という共通のフォーマットで使える。
４：操作性が簡単ですぐに使える（中学生バンドも使ってるそうです）
しかし、欠点としては、
簡単な操作にしているので、
複雑な設定はできないということです。
手軽にプロクオリティを実現することにおいては、
おすすめできますが、
更にこだわった録音をしたい場合には、
H4Nという上位機種があります。
こだわりたいという方はこちらの
ZOOM Handy Recorder H4nをおすすめしますよ。
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どちらにも音声編集ソフトが付属しますので、
そこもこれからはじめられる方にとっては、
うれしいことだと思います。
余談ですが、映像制作をしていると、
クライアントの方から「早くプレビューが欲しい」と
言われることが多くあります。
映像のプレビューを渡すのは、
作ったことがある人ならわかると思いますが、
はっきりいって大変な労力です。
多くの方は、映像が見たいというよりは、
内容を聞きたい場合が多いので、
音声をきれいにとっていれば、
それを送ると解決することが多いです。
このひと手間が後々効いてくるので、
是非押さえておいてほしいポイントのひとつです。